神様が助けてあげたいと思う人

『聖書』にダニエルという人が登場します。

イスラエルの民がバビロンの王ネブカドネツァルに征服され、

捕虜としてバビロンに連れ去られますが、その中にダニエルがいました。

以前の記事で美貌の人妻を欲情にまかせて犯そうとしたスケベ爺たちに

鉄槌を下したあのダニエルです。関連記事はこちら⇒『スケベ爺に天罰が下る話

バビロンの王ネブカドネツァルは、連行してきたイスラエル人の王族・貴族の中から

身体に難点が無く、見目形が良く、非常に賢い少年を選び出させ、

バビロンの言葉と習慣を身に付けさせて王の近くに仕えさせよと命令しました。

選び出された少年たちには、肉と酒を毎日与える

ようにとの命令が下されていましたが、

その中に選ばれていたダニエルは、

肉と酒で自分を汚すまいと心に決めていました。

侍従長はダニエルに目をかけていましたが、

王の命令は絶対で、従わなければ処刑されます。

そこでダニエルは、10日間だけ野菜と水だけの食事を試し、

宮廷の規定通りの食事を摂った他の少年たちと

顔色を見比べてから判断して欲しいと願います。

10日後、ダニエルの顔色は他の宮廷の食事を摂った

どの少年たちよりも優れていたので、

以後は侍従長はダニエルの希望通り、見てみない振りをします。

その後ダニエルは王の一番のお気に入りとなって、

王は事あるごとにダニエルに意見を求めるようになりました。

ダニエルは王が見た不思議な夢のなぞ解きをしますが、

その話も凄く面白く示唆に富んでいるので、また改めて紹介しますね。

さて、何時の時代にも、どこの場所でも、

妬んだり羨んだりする者はいます。

ダニエルが王に気に入られて、

高い地位にいることを快く思わない人が

ダニエルを何とかして陥れようと画策します。

ダニエルは、王国を継いだダレイオス王からも

厚い信任を寄せられていましたが、

大臣や総督から卑怯な罠に嵌められます。

卑怯者たちはダレイオス王に、

王様を差し置いて他の人間や神に祈るものが有れば、

その者は獅子の穴に投げ込まれるという勅令を作るべきだと進言し、

ダレイオス王に署名をもらいます。

ダニエルが毎朝、毎晩、神に祈ることを確認して、

勅令を破ったダニエルを法に照らして

すぐに処刑するべきだと迫るのでした。

ダレイオス王は、今更王の勅令を変更することも出来ず、

ダニエルを飢えた獅子の穴に投げ込み、

獅子に喰わせるという刑の実行に

許可を出さざるを得ませんでした。

その夜、王は食を絶ち側女も寄せ付けずに眠らずに、

夜明けと共にダニエルが投げ込まれた穴に行き叫びます。

「ダニエル、ダニエル。お前は無事か?

お前の信頼する神はお前を守ってくれたのか?」

穴の中からダニエルが返事をします。

自分は神の使いに守られて大丈夫ですと。

世の中には、神様のご加護があるからこそ助けられたとか、

成功したとか、不思議な力が及んでいると思える人もいます。

到底人間の力だけではない考えられない様な

チャンスや巡り合わせに恵まれた人も大勢います。

でもそのような人達の過去の言動がよくよく分かってくると、

神様が応援せざるを得ない信念とか意志を

持っていたことが明らかになります。

そしてそういう人は、苦境の中に在っても、

共通して前向きでいることも分かります。

スポンサーリンク
人気ブログランキング

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です