スケベ爺に天罰が下る話

どの時代のどの国にも、スケベ爺はいます。

先日もどこかの校長先生が、買春で逮捕されたとニュースになっていましたが、

今では珍しいニュースでもなく、呆れるばかりで、驚きも薄れた感がありますね。

『聖書』にスザンナという章が有ります。

スザンナは裕福で善良な大地主の妻で、大変な美貌の持ち主でした。

この大地主の家では、定期的にいろいろなことが協議されていましたが、

その中に皆から一目置かれ尊敬を受けている2人の長老がいました。

その2人はそれぞれがスザンナの美貌に心を奪われ、

どうしようもない欲情に駆られて悶々としていました。

ある日、定例会の後、今日こそスザンナを手籠めにしてしまおうと、

それぞれの長老が胸に秘め、意を決していました。

一旦帰ったふりをして、スザンナとの目的を

強引にでも果たそうと、それぞれの長老が大地主の家へ引き返しました。

すると、図らずも2人の長老がお互い鉢合わせ

でばったり出会ってしまいます。

一人がひどく驚いて、なぜ引き返してこられたのかと問うと、

一方が燃えるような欲情に耐えきれず正直に胸の内を打ち明けました。

実は私もということで、お互いがスザンナに対して抱いた欲情を確認しあい、

それなら協力して目的を果たそうということになります。

2人は共にスザンナの前に立ちはだかると、

私たちに抱かれなさい、私たちの言うことを聞きなさい、と言い寄りました。

もし拒めば、あなたがご主人以外の男と姦通しようとしていたところを

2人で目撃してしまったと証言すると脅して迫ります。

当時の法律では姦通の罪は死罪です。

スザンナはすぐに大声を出したので、人々が大勢集まってきました。

驚いた2人の長老は嘘の証言をしたため、何事かと集まった人々は

スザンナに限ってと訝る気持ちを抱きながらも、

身分の有る2人の長老の証言でもあるため、その場でスザンナを逮捕しました。

スザンナも彼女の家族も周囲の冷たい目と大変な恐怖に押し潰され、

沈黙を守る以外に何もできませんでした。

いよいよ死刑の当日、死刑場に連行されるスザンナの姿を見て、

ダニエルという神の霊が宿る人が叫びます。

私は無実の罪で流されるこの女性の血について何の責任もない!!と。

ダニエルは神の霊が宿る人として、

当時の人々から大変な尊敬と信頼を受けた人でしたから、

どういうことかとダニエルに尋ねます。

ダニエルは証言した2人の長老をただちに呼び寄せなさいと言います。

皆の前に呼び出された長老を別々に引き離した後、

ダニエルは一人の長老に尋ねます。

あなたが姦通の現場を目撃した時、何の木陰でそれをしようとしていたか?

すると長老は、乳香樹の木の下でしたと答えます。

ダニエルは、今あなたはまさに自分の証言によって自らの悪を証明して見せたと叫びます。

そして別の長老を呼び寄せると同じ質問をしました。

私が見たのは、かしわの木の下で・・・・・。

ダニエルは民衆全員の前で食い違う証言を導き出し、

スザンナの無実を証明したと同時に、2人の長老の呆れる悪だくみを明るみに晒しました。

こうしてスザンナは執行直前で死刑を免れ、

無実の者を自らの欲望のために殺そうとした2人の長老が逆に死刑にされたのでした。

良いも悪いも自分から出ていくことは

結局自分に返ってくることを意味してます。

聖書では、自ら撒いた種は、自らが刈り

取らねばならないと書かれています。

自分から出ていくことが、最終的に自分に返ってくるということは

不思議に思えるけど公正な法則だと受け入れられますよね。

人は元来みんな善で、本来の自然な姿に戻ると、

ちゃんと撒かれた善の種の収穫を刈り取るようになっているのです。

スポンサーリンク
人気ブログランキング

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です